ワキガクリームの注意点・使い方を失敗すると消臭効果が減る?

ワキガクリームの注意点で一番気になるのは消臭効果ですよね。毎日使っているのにまだ不快な臭いがする、スプレーのほうが効き目がいいなど満足できない利用者もいるようです。

本来ワキガクリームはスプレー制汗剤にはない殺菌成分や制汗成分が配合されているので、ワキガ消臭に効果を発揮するはず。でも臭いが続くのは使い方が間違っている可能性があります。簡単に塗るだけのシンプルなワキガクリームですが、注意点がありますのでさらに効果的な臭い対策をするためにも事前に確認しておきたいポイントをチェックしてみましょう。

汗をかいたままクリームを塗らないこと

ワキガクリームの注意点でまず意識したいことはクリームを塗る際の肌の状態について。クリームには効果の高い殺菌有効成分や制汗有効成分が配合されていますが、最高のパフォーマンスをするには肌が綺麗な状態であることが条件です。汗だくになった後にそのままクリームを塗っても汗や皮脂、汚れなどで成分が皮膚に浸透しません。

また汗をかいている状態はすでに皮膚の常在菌が活動しているため、衣類にも菌が付着している可能性があります。ワキガクリームの注意点は商品の質を疑う前に、適切な使用方法を守っているかどうかチェックすることも必要です。

ワキはアポクリン汗腺が多く集中する部位、しかも腕が下がっている状態が多く通気性が悪いので菌が繁殖しやすい環境があります。ワキガ原因になるアポクリン汗腺は緊張すると刺激されて粘着性の高い汗を放出しますので、運動していなくてもワキで大量に汗をかいていることがありますよ。

もし外出先でワキガクリームを塗る場合は、必ずデオドラントシートやティッシュを使い肌をふき取ってから塗ってください。この際濡れたタオルを使うと皮膚の表面温度が急激に下がり逆に発汗量が増える場合もあるので、ティッシュなどがよいでしょう。

使い方通りの適量を塗ること

ワキガクリームの注意点は使用量で、コロンのように大量スプレーすれば香りが強くなるようなものではなく、ワキガクリームは「適量」を守ることが消臭対策に欠かせません。またワキガクリームはそれぞれの商品で異なるデザインの容器を使用しています。チューブ入り、ポンプ入り、ボトル入りなどクリームの出し方が違うので、必ず使用前に説明書を読んで確認しておきましょう。

目安量や適量は商品に記載されていますので多すぎず少なすぎない量を使ってくださいね。ワキガクリームは一般的なスプレー制汗剤のような安価な商品が少なくコスパが気になる人も多いと思います。毎回余分にクリームを使っているとさらにコスパが悪くなりますので、メーカー推奨の使用量を守ることはお得に続けるためにも必要です。

プッシュ式ボトルならワキ1か所につきワンプッシュなど、使い方のコツを守ると毎日手間がなくワキガ対策ができますよ。難しいのはチューブ入りタイプ、必ず使用量を確認するためにも指先や手のひらにクリームを一旦出して量を調整してください。小豆サイズ量など使い方に目安が表記されていますよ。

ワキの凹凸に合わせてしっかりクリームを広げる

ワキのくぼみ部分はきちんとクリームを塗らないとムラになってしまいます。ワキガクリームはどこまで塗ればいいのかわからず困っている人も多いでしょう。スプレーなら広範囲に使えるのでシュッとひとふきで済みます。クリームだと肌に馴染ませるためにもピンポイントのケアが必要ですよね。

ワキガ臭が中度以上の場合はできるだけ広範囲にクリームを広げることがコツです。ワキのくぼみだけでなく腕の付け根、胸の横周辺など汗が広がるエリアもしっかりカバーしておきましょう。商品によって浸透性があまりよくないタイプもありますので、べたつきが残る場合はそのまま放置して乾燥させるか、しっかり肌にすり込むように軽くマッサージするのもオススメです。使用感が気になる人はさらっと使えるクリームがオススメです。

入浴後にクリームを使い寝ている間の臭いをブロックする

ワキガクリームの注意点は最大限の消臭効果を発揮させるために、使用タイミングにも工夫が必要なことです。スプレーのように何度も使わなくても消臭効果が持続することが魅力のワキガクリーム。でも1日1回だけでは夕方になるとツーンと不快な臭いが発生することもあるでしょう。クリームを塗る頻度はそれぞれの商品に説明がありますので確認してください。

臭いを抑えるコツは入浴後の使用。お風呂で綺麗に洗った肌は汗や菌が少ないのでワキガクリームの有効成分が効果を発揮するチャンスです。また意外と気づかない人も多いのですが、寝ているときのワキ汗は朝のワキガ臭につながりますので、睡眠中の体臭予防としても入浴後のワキガクリームは欠かせません。

布団の中は体温が高くなり一晩でコップ1杯~2杯ほど汗をかくといわれています。高温多湿になり朝起きた段階ですでに菌が繁殖している可能性がありますので、ここからワキガクリームをつけてもあまり消臭効果が実感できないこともあるでしょう。ワキガクリームを使いこなすためには入浴後の使用を習慣づけてくださいね。

有効成分が配合されているワキガクリームを使うこと

ワキガクリームならどれを使っても納得できるわけではありません。ワキガ発生のメカニズムに合わせて殺菌と制汗に効果を発揮する有効成分が配合されているものを使ってください。

スプレータイプの制汗剤のように香りでワキガ臭をカバーする方法では一時的なメリットしかなく、根本からワキガを退治することはできません。さらに商品によっては消臭サポートする植物由来成分や美肌成分などをバランスよく配合している機能的なワキガクリームもありますので、満足して使えるものを選びましょう。

ほとんどのベストセラー商品は有効成分が配合されています。念のため購入する際にはメーカーのサイトをチェックして有効成分を確認しておくと安心ですよ。

まとめ

  • 汗をかいたままクリームを塗らない
  • クリームの使い方通りの量を塗ること
  • ワキの凹凸に合わせてしっかりクリームを広げて塗る
  • 入浴後にクリームを使い寝ている間の臭いをブロックする
  • 有効成分が配合されているワキガクリームを使うこと

ワキガクリームの注意点はクリームの選び方がまず重要ですが、ちょっとした使い方のタイミングなどでも消臭効果が断然アップします。わからない時はカスタマーセンターに相談するなど、使い方の注意点についても確認しておくといいですね。

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