ワキガ対策のおすすめ・色々な方法でしっかり消臭しよう
ワキガ対策のおすすめ方法は色々な種類がありますので、自分の肌質やライフスタイルなどあらゆる要点を考えて決めることが大切です。主流になっているのは制汗剤を使う消臭ケアですが、それだけでは満足できない場合やもっと自分に合う方法を知りたい場合は、別の角度からもワキガ対策チャレンジしてみましょう。
ワキガはコンプレックスになるほど深刻な悩みになります。中途半端なケアだと逆にワキガ臭が目立ってしまうこともあるでしょう。そこで早速ですがワキガ対策のおすすめ、あらゆる方法を解説したいと思います。
食事改善で体内からワキガ原因をブロックする
ワキガ対策のおすすめは食生活からできることが色々あります。普段何気なく食べているもののなかにはワキガを悪化させるものや、改善するものがありますので、体内から働きかけるためには食事にも注意が必要なのです。
ワキガはアポクリン汗腺の汗が原因になり、汗の成分は体内の老廃物が含まれるため皮膚の菌が餌として繁殖してしまいます。アポクリン汗腺の汗成分を改善することで結果的にワキガ対策になるという仕組みです。
急激なダイエットで栄養バランスが崩れたり偏食する方は汗成分が不安定になりがちなので、ワキガのリスクがあるかもしれませんよ。では食生活でどのような点を注意すべきか、ワキガ対策のおすすめポイントを見ていきましょう。
ワキガが悪化する食べ物
アポクリン汗腺の汗にはタンパク質や塩分、アンモニアなど老廃物が含まれています。この老廃物の原因になる食べ物は脂質や糖質が多いもの。たとえば揚げ物や脂肪が多い肉類、スナック菓子、スイーツ系などを食べすぎるとアポクリン汗腺が活発になります。
ワキガを抑制するためには肉類をはじめ、カロリーが高い食べ物はできるだけ減らすことが必要です。また加工食品、食品添加物が多い食べ物も汗成分を不安定にさせることがありますのでご注意ください。
ワキガによい食べ物
人間の体はアルカリ性に近いほうが菌の働きが低下します。ワキガは皮膚の常在菌が繁殖すると臭いが悪化しますので、できるだけアルカリ性に近づける食べ物を意識しましょう。
野菜や果物などに含まれるビタミン類は肌にも大変よいのでワキガ体質におすすめです。また食物繊維が豊富な食べ物は胃腸活動をサポートするので老廃物の排出もされやすくなるでしょう。アルカリ性食品でおすすめなのは梅干し、海藻などがあります。健康的な食生活をイメージするとワキガ改善にもメリットになるということです。
運動不足を解消して汗腺を鍛える
運動不足の人の汗と定期的にエクササイズする人の汗は基本的に性質が異なります。その理由は汗腺の働きが違うためで、運動不足になるとべたつく汗をかきやすくなってしまいますよ。
汗は血液から作られるもので運動不足の人は血しょうが多く粘着性が高いことが特徴です。普段汗をかかないと汗腺の働きが低下するため、老廃物の多い濃い汗で肌に付着したままになってしまいます。
ワキは腕を下ろし常に肌が密着した状態なので、通気性が悪く雑菌が繁殖しやすい多湿の環境があることが問題。ワキガ対策でおすすめなのは運動で汗腺を鍛えることです。運動といっても種類がたくさんありますし、日ごろ忙しい生活を送る方はなかなかエクササイズするタイミングがないでしょう。そんな場合でも定期的に続けられるように次の運動ポイントを意識してください。
軽めの運動を続けること
激しい運動をすると血液中のミネラルが減少しますので、ワキガ対策は軽めの運動がおすすめです。ジョギングよりも長時間続けられるウォーキングがいいですね。ぼたぼた汗をかくほどでは体に負担がありますので無理なく30分以上継続できる有酸素運動をはじめましょう。
水分補給をしよう
運動中はエクリン汗腺からも水分が多く放出されていますので、汗腺を鍛えて老廃物を出すためにも水分補給を忘れずに行ってください。運動前後、どちらもしっかり水を飲みデトックスも一緒に意識しましょう。汗腺はろ過する働きもありますので余分な臭い成分をきちんと吸収分解するためにも、普段から汗をかく習慣が大切です。
ストレッチだけでも良い
時間がないのでエクササイズができない人は入浴後のストレッチだけでもおすすめです。筋肉が柔軟になると基礎代謝もアップしますので、良い汗をかけるようになります。ストレッチは血行の循環をサポートしてくれますので、老廃物を運ぶリンパの流れもスムーズになりますよ。
適切な方法で脇毛処理をしてワキガを予防する
ワキガ対策のおすすめはきちんと脇毛処理をすることです。アポクリン汗腺は毛根近くに開口部がありますので、毛深い人ほどアポクリン汗腺が多い傾向があります。脇毛があると汗がしっかり蒸発せずムレてしまうのでさらに菌が多く繁殖してしまいます。
脇毛処理方法は皆さん違うと思いますが、一般的なかみそりは肌を傷つけるので、そこから菌が繁殖する可能性があります。またかみそりの刃は肌に刺激を与えバリア機能が低下する場合も。ワキは顔のように乾燥状態がすぐにわかるところではありませんが、頻繁にかみそりで脇毛処理をしている方はほぼ肌が乾燥している可能性があるといえるでしょう。
乾燥肌は皮脂が多く分泌されさらに皮膚の常在菌が繁殖する結果になります。これからはワキガ対策のおすすめとして適切な方法で脇毛処理をしましょう。一番よいのは脱毛サロン、光を照射すると汗腺が刺激されて汗の量が減る場合があります。また脇毛がないと汗が乾きやすくなりますので、菌の増殖を未然に防ぐこともできます。何よりも脱毛サロンで処理しておけばかみそりを使うこともなくなりますので、肌機能を改善するメリットもあります。
では脇毛処理する際ですが、次のポイントを意識しながら行ってくださいね。
かみそり処理後は保湿しよう
かみそりは手軽でコストもかからない簡単な脇毛処理方法です。しかし肌に与えるダメージが多いので肌環境を壊しワキガを悪化させることも。かみそりを使用した後は必ずボディローションなどで保湿しておきましょう。かみそりだと肌トラブルになりやすい方は電気シェーバーにするといいですよ。
脱毛剤の注意点
脱毛クリームやテープなどは毛の断面がかみそりのようにとがらないので綺麗な仕上がりが期待できます。しかし薬剤が肌に強すぎるため、使用頻度を控えることが必要です。脱毛剤を使った後はかみそりと同様に必ず保湿ケアで対処しましょう。
病院でワキガの治療や手術をする
強度のワキガの場合はセルフケアでは十分に効果が実感できない場合もあります。人とすれ違うのが不安、外に出かけるのが怖いなど生活に支障があるほどワキガで悩んでいる方は病院で相談することもおすすめです。
医療機関でワキガの治療や手術を受ける場合は皮膚科、美容クリニックなどが対応していますので、事前に確認しておきましょう。病院ではワキガのあらゆる治療方法がありますので、症状に合わせて最適な方法をアドバイスしてもらうことが大切です。では主に医療機関で行われているワキガ治療についてご説明します。
汗腺を取り除く手術
皮膚を切開して医師が目視で確認しながら汗腺を取り除く外科的な手術が有名です。かなり高い効果が期待できますが、ワキガは完治するとは限りませんので、手術後に再発するリスクも覚えておきましょう。また手術は傷跡が残るので女性には抵抗があるかもしれませんね。
ボトックス注射
手術が必要なくワキに注射するだけの施術です。ボトックスは汗腺の働きを弱め制汗することが目的です。効果が長く続かないので半年~1年ごとに注射が必要になります。ボトックス注射は保険適用外になる場合もあり、1本数万円とコストが高いので慎重に判断しましょう。
塗布薬や内服薬
ワキガの手術はできればやりたくないという人には、内服薬や塗り薬で対応することも可能です。ワキガ体質のなかにはストレスや緊張など心理的な理由で発汗量が多くなるケースもあります。自律神経を安定させる内服薬を使いワキガにアプローチする方法がとられる場合もあるでしょう。
手作りデオドラントでワキガケアする方法
市販の制汗剤は肌に塗るだけでとても簡単、しかし配合成分によってはワキのかぶれやかゆみなどのトラブルになることがよくあります。ワキはムダ毛の処理ですでに肌が弱くなっている状態です。ワキガ対策は肌質によっては慎重に判断しないといけないこともあるので注意が必要です。敏感肌なら手作りの制汗剤で消臭する方法もおすすめです。家庭にあるものなどを使い、次のセルフケア方法に早速チャレンジしてみましょう。
ミョウバン水
ワキガ対策にお馴染みのミョウバン水は、水にミョウバンを溶かして肌に直接スプレーするだけです。殺菌や消臭作用があり肌にも安全。全身に使えるので男女ともにおすすめの方法です。
重曹と精油
重曹はお掃除でもよく使われる便利なアイテムです。ワキガには殺菌作用が働き肌にも安心して使えることで人気があります。でも香りがないと何となく不安という方には、精油をプラスした手作り制汗剤がよいでしょう。作り方は水に重曹を少量混ぜてお好みの精油を数滴入れるだけです。ミントやラベンダーなど快適な香りをプラスするとストレスも癒されて緊張性の汗が減るかもしれませんね。
制汗パウダー
肌べたつくのが嫌な人はパウダータイプの手作り制汗剤にチャレンジしましょう。作り方は重曹とカオリンなどのクレイパウダー、コーンスターチを混ぜるだけ。ファンデーションをつけるようにパフを使うと脇に均等に塗れます。さらっと使えるので汗をかく季節におすすめです。
ワキガによい衣類で汗を調整する
ワキ汗は洋服の汗染みになり、腕を伸ばすことが恥ずかしい瞬間がよくあります。汗は洋服の繊維に吸収されそのなかで菌が繁殖するので、肌をきれいに拭いても臭いがしっかりとれないこともあります。ムレた環境だと菌が発生しやすいので洋服のデザインや素材を変えることもワキガ対策のおすすめ方法です。
たとえばポリエステルやレーヨンなどは吸水性が悪くワキガ臭が悪化しやすい素材。逆に綿は吸汗性も通気性も高いので汗かき体質には最適な素材になるでしょう。
夏はワキガ臭をカバーするためわざと袖付きシャツを選ぶ人もいますよね。場合によっては汗をかきやすくするため、思い切りノースリーブやタンクトップにするのもよいでしょう。通気性を高め菌の繁殖を抑えることは年間通してワキガ対策のコツになります。
冬は発汗量が少なくても厚着をしてわずかな量でもワキガは広がりやすい状態です。このような場合は汗取りパッドを活用してみましょう。最近は使い捨てタイプもありますし、肌に直接貼るシートや何度も洗って使える布製タイプなどもあります。汗をかいたらパッドを交換してできるだけ快適な状態に維持してくださいね。
また汗取りパッドは汗かき体質にもメリットがあり、シャツに染みてしまう脇汗をブロックしてくれます。グレーのシャツなど汗染みが目立ちやすい洋服の場合は汗取りパッドをうまく使いこなしましょう。綿製の下着を着ることもワキガ予防になりますので、長時間外出する場合は着替えの下着を持参しておくと安心です。
ワキガクリームで毎日セルフケアする
ワキガ対策の一番のおすすめは効果が高く手軽に使えるワキガクリームです。クリームは肌に伸びがよく有効成分がしっかり浸透するのでスプレータイプやスティックでは効果がない人によいでしょう。またクリームタイプは無添加や安全性にこだわっているメーカーの商品も多いので、敏感肌やお子様にも使用ができます。色々な種類が販売されていますので、納得できる質の高いワキガクリームを選びましょう。判断基準は次のポイントを参考にしてください。
有効成分が配合されているクリーム
ワキガクリームならどれでも消臭作用が高いとは限りません。効果を判断するには殺菌と制汗の有効成分を確認してください。どちらかひとつだけではワキガを根本から改善することは不可能です。必ず二つの有効成分が使用されているかどうかチェックしましょう。
肌に優しいサポート成分
ワキガクリームは加齢臭やすそがなど全身どこにでも使えるメリットがあります。肌は部分的にデリケートなところもありますので、消臭作用だけでなく美肌や肌を整えるサポート成分が配合されているほうが安心です。自然由来のアロマやハーブなどの植物エキス入りのワキガクリームは安心して毎日使えますよ。
トライアルできる商品
クリームタイプは肌との相性がはっきりわかりますので、失敗しないためにもトライアルや返金制度がある商品をまず使うことをおすすめします。いくつか気になる商品を選択し、使用感や効果など重要な点を比較してみましょう。
まとめ
- 食事改善で体内からワキガ原因をブロックする
- 運動不足を解消して汗腺を鍛える
- 適切な方法で脇毛処理をしてワキガを予防する
- 病院でワキガの治療と改善する
- 手作りデオドラントでワキガケアする方法
- ワキガによい衣類で汗を調整する
- ワキガクリームで毎日セルフケアする
ワキガ対策のおすすめ方法は満足して継続できることが一番です。色々な対策がありますが、ひとつだけでなく複合的に内側と外側からのケアをするとよいでしょう。とくに何気なく続けている生活習慣はワキガ原因になることが色々あります。これからは違った角度からアプローチして快適な生活をはじめてみませんか。