ワキガクリームは海外でも人気?アメリカの一般的なワキガ対策法
ワキガクリームは日本で人気がブレイクしていますが、体臭が強い海外でも愛用者が多いアイテムです。海外ブランドの制汗剤が日本で注目されるように、しっかり消臭できる欧米のワキガ対策はとても気になりますね。
とくにスキンケアやコスメブランドが多いアメリカではどんなワキガ対策が一般的に行われているのか、日本でも参考にできることがいくつかあります。では早速ですがワキガクリームの海外事情について、アメリカのワキガ対策について詳しく解説いたします。
欧米人はワキガ臭が強いのでセルフケアは必須!
ワキガクリームは海外のほうが種類も多く、日常的に使用している方がいます。日本人と欧米人は体臭の強度が違うので、日本ではさほど臭いについて敏感でない方もいますよね。そもそも体臭が違うのは食生活の違いが大きな原因です。
肉がメインで乳製品や油っこい食べ物が多い欧米人はアポクリン汗腺の働きが活発でワキガ原因が多い環境があります。汗に含まれるたんぱく質やアンモニアなどは欧米人のほうが多いといえるでしょう。そのためワキガ対策は日常的に行わないと強烈な臭いで周囲の迷惑になります。お風呂にはいりじっくり汗をかくことも少ないので、汗の質が悪くなりやすいことも体臭がきつい要因になるでしょうね。
ワキガクリームの海外製品が日本で販売されているように、体臭の強い欧米人が使う制汗剤は日本人にとって気になるアイテムです。とくにアメリカでは「ワキガ」は体臭の一部としてきちんと対策することがエチケット。ドラッグストアやスーパーなどにはパーソナルケアとして必ず制汗剤のコーナーが設けられています。
スティック系がメインのアメリカのワキガ対策
アメリカには制汗剤のブランドが多くあり、香りのバラエティが豊富なので選ぶのが楽しくなります。ワキガクリームも海外では一般的ですが、アメリカではクリームよりもスティックが主に選ばれています。
スティックタイプは先端部分がワキのくぼみにフィットしやすく設計され、24時間消臭効果があるタイプ、敏感肌用、スポーツ用、メンズ用などあらゆる用途に合わせて種類が揃っています。手軽に携帯できるサイズなので仕事中にワキガが気になるときも安心です。
体臭が強いアメリカ人のワキガ臭をしっかりブロックするスティックタイプには、消臭成分やアロマエキスなども配合され、とくに香りが強いことが特徴。アメリカでは制汗剤を選ぶときに肌質に合わせるよりも、香りのタイプで選ぶ人が多いようです。フルーツ系やフラワー系など香水をセレクトするような楽しみ方もできるでしょう。
また有名なコスメブランドからも香りのよいスティック制汗剤が販売されているように、消臭しながら香りで仕上げるのがアメリカ流のワキガ対策です。
アメリカはボディクリームが一般的
ワキガクリームの海外の商品はしっかり消臭できる反面、肌にあわないという声もよく聞かれます。アメリカでワキガクリームよりもスティックタイプが主流になっている理由は、シャワーの後にボディクリームを使う習慣があるためかもしれませんね。
アメリカの水は硬水でミネラルが多く肌がかさつきやすい性質があります。また気候的にも日本のジメっとした湿度がなく乾燥しやすい地帯なので、肌もドライタイプが多く存在します。シャワーの後は必ずボディクリームやローションで保湿するため、ワキガクリームだと肌のべたつきが気になるでしょう。
そのような生活習慣も反映されアメリカではワキガクリームよりもスティックでさらっとケアすることが一般的になっています。パウダータイプのスティックは肌に塗った直後にすぐに洋服も着れるので、忙しい朝の準備も手軽になります。クリームだと指に出して肌に塗り込む作業がありますが、片手で使えるスティックはとても手軽ですね。
ワキガクリームやスプレーはコストが高い!
ワキガクリームは海外でも日本と同様にコストが高い傾向がありますので、そのために使用を控える人もいます。アメリカの場合はスティックタイプの制汗剤が日本円で300円~500円前後。スプレータイプは種類がとても少なく500円~800円ほど。ワキガクリームは1000円以上するものが多く毎日大量に制汗剤を使用するアメリカ人にとってはスティックタイプが一番コスパ的にも安心です。
制汗剤は消耗品なので安くてよいものが一番。種類が多く毎回洋服を選ぶように違うブランドを使い分けている人もいるようです。しかしアメリカ製品をはじめワキガクリームの海外ブランドは、日本人の肌質に合わせて作られたものではありませんから、刺激が強く肌トラブルになるリスクもあります。香りの強さはとても魅力的、しかしワキガ臭を消すためには香りでごまかすよりも汗と菌を根本からブロックスことが大切です。
体臭ケアは子供の頃から始めるのが常識
アメリカと日本のワキガ対策で違うのは、エチケットを意識するタイミングです。体臭が強い欧米では昔から香水が使われるように、臭いに対して敏感です。アメリカではワキガ体質に関係なく制汗剤を子供の頃から使用するエチケット習慣がありますので、恥ずかしいとか自分だけ特異体質だと不安になることは少ないでしょうね。
国が変わればライフスタイル、マナーも異なります。ワキガ臭はどこの国でも好意的に受けとる人はいませんので、おしゃれをするように臭い対策も毎日きちんとやっておきたいことです。子供の頃から制汗剤を使う習慣は大人になってから人間関係を築く際のメリットになるでしょう。
日本は欧米ほど制汗剤の種類は多くはありませんが、子供にワキガ対策をさせたい場合は肌に安全に使用できるワキガクリームが一番オススメです。保湿成分や無添加設計へのこだわりは、デリケートな日本人の肌に欠かせない比較ポイントになるでしょうね。
まとめ
- 欧米人はワキガ臭が強いのでセルフケアは必須!
- スティック系がメインのアメリカのワキガ対策
- アメリカはボディクリームが一般的
- ワキガクリームやスプレーはコストが高い!
- 体臭ケアは子供の頃から始めるのが常識
ワキガクリームやスティックなど、海外のワキガ対策方法は参考になる点がありますので、うまく取り入れて快適な毎日が過ごせるように意識したいですね。体臭が強い国ではワキガも体臭としてまとめてケアしているようなので、日本人も臭いに敏感になりましょう。