ワキガは夕方の対策がコツ・デート前の必殺技について

ワキガは夕方の対策がコツ

ワキガは夕方になると臭いが強くなり、仕事帰りのデートが心配になることがありませんか。スプレーをしてから出かけても時間が経つとすぐにワキガの嫌な臭いが漂ってしまいます。臭いの悩みは人間関係にも影響を与え、とくに恋愛には深刻なダメージになることもあるでしょう。

ワキガなのはわかっているけど効果のある改善策が分からないという方。とくにワキガは夕方の油断しやすい時間帯が要注意です。そこで早速ですが、デート前にできる即効のワキガ対策方法についてご紹介します。

夕方になるとワキガ臭が強くなる理由について

ワキガ体質の人に共通するのが夕方になるとワキガ臭が強くなること。朝しっかり制汗剤を使って出かけても午後になると臭いが心配になりませんか。夕方になるとワキガが強くなるのは汗や皮脂が関係しています。人間の体は活動をすると汗をかきますが、汗腺によってワキガ臭も影響を受けてしまいます。

エクリン汗腺から分泌される汗は運動時のようにほとんどが水分で体温調整の役割があります。さらっとして乾燥しやすいことが特徴ですが、ワキガ臭を招くのは粘着性があるアポクリン汗腺からの汗が原因です。

この汗が分泌されると肌がべたつきわき毛で肌が覆われているため蒸れてしまうことが特徴です。アポクリン汗腺は緊張すると働きが刺激されるため、一日仕事や学校にいると緊張による汗が夕方になるとたまってしまうのです。また衣類に付着したアポクリン汗腺の汗で菌が増殖することもあり繊維の奥から臭いが発生してしまいます。

満員電車をイメージしてみましょう。朝の通勤時よりも帰りのラッシュのほうが周囲の体臭がきつく感じませんか。活動時間が長くなるほど人間の体は汗や菌が多くなり、ワキガは夕方になると強くなるのは午前から増え続ける汗と菌のためなのです。しかし夕方は家に帰るだけだからと油断する人も多く、しっかりワキガ対策せず周囲に迷惑をかけてしまうこともありますよ。

夕方のワキガ対策は着替え用のシャツを持参しよう

ワキガは若い女性にも増えているといわれています。食生活、睡眠、運動、ストレスなど色々な要因がありますので、すぐにワキガを根本から改善するのは難しいですよね。でも大切な時にワキガ臭がするのだけは一番避けたいこと。ワキガが強くなる夕方以降、仕事帰りのデートの場合は不安になりませんか。

そんなときにできる対策のひとつが「着替え」です。ワキは汗をかきやすくじめっとしているので夕方になると洋服にも臭いがついてしまいます。シートでワキを拭いただけでは衣類の菌が肌に移ってしまうこともあり、しっかりワキガ消臭はできません。仕事帰りや夜のデートはシャツの着替えを持参しておくと安心ですよ。

アポクリン汗腺の汗は黄色がかった色が特徴で、白いシャツだと汗シミが残る場合もあります。ワキは通気性が悪い部分なので朝から同じシャツを着ていると衣類にも汗と菌がしっかり吸収されています。そのままでは制汗剤を使ってもあまり効果が実感できませんので、夕方のワキガ対策はまず着替えをすることをオススメします。

汗をかく季節だけでなく冬も同じこと、コートの下で汗をかくと通気性が悪くワキガ臭は強く発生してしまいますよ。

デオドラントシートで綺麗に汗を拭く

ワキガの人は夕方にも一度肌を綺麗にしておきましょう。雑菌がわきやすいワキはそのまま制汗剤をつけても殺菌効果は感じられません。デオドラントシート、または汗拭きシートと呼ばれるものは、使い方を間違えてしまうと本来の効果が発揮できないことがあるので注意が必要です。

ワキガで夕方以降の臭いをしっかりケアしたいときは、消臭、除菌効果のあるシートを選びましょう。またシート素材が厚いほうが汗を吸収しやすく肌にも優しいのでオススメです。

デオドラントシートの消臭効果は1~2時間程度、これだけでワキガの夕方以降の消臭はちょっと心配なので、制汗剤を塗りなおす前の下準備として使ってください。シートにはボディ用がありますので、くれぐれも顔には使わないことが大切。顔は皮膚が薄いのでボディ用を使うとヒリヒリや肌の赤み原因になるのでご注意ください。

ワキを拭くときはシートでゴシゴシこすらないこと。夕方になるとワキの肌は菌や汗、皮脂の働きでデリケートになり、シートでこすってしまうとバリア機能が低下するため乾燥しやすくなります。

汗を拭きとる際はワキのくぼみだけでなく全体的に腕の付け根や胸の近くまでやさしく拭きましょう。ワキガ臭が強い場合はシートを変えてしっかり拭きとってください。肌が敏感な方やワキガ臭が強い人は保湿成分入りのデオドラントシートがオススメです。

汗取りパッドを使用する

夏になるとワキ汗はとても気になり、ワキガの人は夕方になるとしっかり汗シミが残っていることもあるでしょう。仕事帰りのデートの場合、準備する時間がないので簡単にできる方法がいいという人もいますよね。この場合にオススメの方法が汗取りパッドを使うことです。

ワキガは菌の働きだけでなく汗が根本的な原因です。日中汗だくになっていると夕方以降はワキガは強くなる傾向があり、合わせて胸や背中、首などからも体臭がしてくるでしょう。とくにツーンとした独特のワキガはできるだけ汗を抑制することがコツです。

汗取りパッドはすぐに取り外しできるタイプもありますので、デート前にさっとパットを交換して制汗剤を使うことが方法のひとつ。ワキガには汗取りパッドがあると次のようなメリットが得られます。

洋服の黄ばみ予防

アポクリン汗腺の汗はワキの黄ばみ原因になります。お出かけ用のおしゃれを台無しにしないためにもデートの人は汗取りパッドを使うと安心です。

汗シミ予防

汗取りパッドがしっかり汗を吸収してくれるので洋服に汗シミが残りません。デート前で緊張しやすい人はいつもよりアポクリン汗腺が過敏になるので汗の量も多くなります。汗取りバッドがあれば洋服まで汗が響かないので安心です。

洋服の臭い予防

汗が繊維に入り込み菌が繁殖すると洗濯してもワキガ臭がとれないことも。汗取りパッドはワキガの予防として洋服に残る臭いをブロックしてくれます。

制汗剤を持っていない時にできる応急対策

制汗剤を使うことはエチケットなのでデート前に欠かせません。でもうっかり忘れてしまった場合、外出先でワキガ対策はどうすればいいのでしょうか。そんなピンチの場面でできる簡単なワキガ対策についてご紹介します。まずワキについた汗などの汚れをふき取るためにティッシュを用意してください。ワキを軽く押さえるように肌を拭き取るだけでも軽度のワキガなら消臭効果があります。

臭いが強い場合はティッシュを水で濡らしてワキをパッティングするように汚れを取り除いてください。この際ティッシュの綺麗な面を使い、汚れを広げなように注意してください。タオルやハンカチを持っているときも同じ要領で消臭しておきましょう。ただしタオルは肌を摩擦する可能性があるため、拭き取る時はこすらないで押し付けるようにしてください。

もうひとつの方法はトイレに設置された消毒用エタノールを使う方法です。ティッシュに軽くエタノールを吹き付けワキを軽く拭きます。殺菌効果がありますので消臭効果が続きやすいメリットがありますが、肌が弱い人には向かない方法なのでご注意くださいね。エタノールで拭き取った後はしっかり乾燥させておきましょう。ヒリヒリ感があるときはすぐに水で拭き取ってください。

夕方以降の臭い対策は携帯できるワキガクリームがオススメ

ワキガクリーム「ノアンデ」はおしゃれな美容液のようなボトルで人気。

ワキガの夕方の臭いを瞬時に解決するならワキガクリームがオススメです。外出先ではワキガ対策もできることが限られてしまいますが、ワキガクリームなら携帯できるサイズで容器もコスメみたいでバレることはありません。とくに夕方は菌の活動も活発でシートで拭き取っただけではしっかり殺菌できません。スプレータイプの制汗剤を使うと独特の香りでデートのおしゃれに影響することもあるでしょう。

ワキガクリームが夕方以降の臭い対策に最適なのは使い方が簡単ですぐに消臭できること。クリームを塗る前にティッシュで軽く汗や皮脂を拭き取りクリームをつけるだけです。デート中に緊張して冷や汗をかいても安心なのは、クリームに抑汗成分が含まれているので洋服に汗シミが残ってしまうこともありません。

緊張するとアポクリン汗腺が刺激されてさらに汗をかいてしまうため、デート中は臭いの原因からしっかりブロックできる対策がオススメ。仕事帰りの時間がないときもトイレで簡単にできるワキガ対策で、消臭成分がクリームでしっかり肌に密着するので夜遅くまで臭いの心配はありませんよ。

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