わきがと多汗症で悩んでいます!改善策はありませんか?

わきがと多汗症の悩み

わきがと多汗症の違いはなんですか?汗かきでわきが臭も強いのでどちらを先に改善していいのかわかりません。

わきがと多汗症には共通する点がいくつかありますが、わきがはアポクリン汗腺と皮膚に住む菌による臭い。多汗症は自律神経の不調により汗をかく症状で手のひらや額からぼたぼた垂れるほど汗をかく人もいます。
どちらも汗の量が多いことが共通していますので、症状を改善するためには汗を抑えることが必要。ストレス性の汗は自律神経の働きに影響を受けますので、自分にあったリラックス方法を考えることもよいでしょう。多汗症はメンタル的な部分から治療が必要になる場合もあるので、心配な時は心療内科で相談してください。

わきがと多汗症によい汗の抑え方・困ったときにオススメの方法

わきがと多汗症、どちらも汗の量により症状が悪化してしまいます。汗は体温調整をする大切な役割がありますが、緊張した場面でかく冷や汗などは精神的な理由が関係するため汗の量をコントロールするのは大変です。

そこでわきがと多汗症の方にオススメの汗の止め方についてご紹介したいと思います。大切な会議の前、初めてのデートなど、知らない間に汗をかいてしまう緊張の場面。洋服に汗シミが残らないように事前に対処しておきましょう。

わきがと多汗症はなにが違うのか?

わきがと多汗症は汗が共通点のひとつですが、根本から改善するためにはそれぞれの特徴を理解しておきましょう。

わきがはアポクリン汗腺の汗と菌により臭いが発生するもの多汗症は交感神経が優位に働き体温が上昇しなくてもエクリン汗腺から汗が多く放出される疾患です。多汗症は手、頭、わき、足の裏などの大量の汗が特徴で、緊張する場面や不安な時に起こる精神的な発汗ではなく身体機能の失調により起こる病的なものです。

わきがと多汗症はどちらもわき汗が大量にでることが特徴で、汗腺の種類が違っても多汗症の汗がわきがを増長させる場合があります。どちらもストレスとの関係がありますので、緊張しやすい場面ではとくに汗を抑える対処が必要になりますね。

洋服の素材を変えてみること

わきは額や腕などの部位と違い、密閉されて蒸れやすい環境があります。そのため汗をかきやすく高温になるので雑菌が繁殖しやすい好条件が整っているのです。わき汗を完全に自力でストップするのは難しいのですが、洋服の素材を見直すだけで体温調整がやりやすくなる場合があります。

たとえばわきにぴったり素材が張り付くようなきつめのデザインでなく、ゆったりしたトップスを着ること。また汗をかいたときにすぐに吸収する吸汗性の高い綿素材などがよいでしょう。できるだけ通気性を高めることがわき汗を抑えるコツになりますので、わきがも多汗症も夏はノースリーブなどがいいかもしれませんね。どうしても心配な場合は汗取りパッドを使い汗をかいたあとにこまめに交換することもコツです。

わきがクリームで制汗する

わきがと多汗症はどちらも汗がでやすい体質なので、汗をかいても安心できるようにわきがクリームで制汗ケアをしましょう。制汗剤にはパウダー成分のスプレーやスティック、ロールオンなどがあります。汗を大量にかく体質だとこれらの制汗剤ではしっかり汗が抑えられないため、皮膚に成分が吸収するわきがクリームがオススメです。

わきがクリームには殺菌成分と制汗成分が配合されていますので、多汗症でわきがを悪化させる場合にも予防効果があります。わきがクリームはしっかり制汗できるため、わき汗が気になる時は出かける前にしっかり塗りこんでください。

また夏は体温調整のために汗を大量にかきますので、クリームを使いすぎて汗腺をふさぎすぎないことも大切です。その場合は汗シミが気になるワキや背中など、全身でなく気になる部位だけに使うことをオススメします。

体を冷やして汗を抑えよう

緊張しやすい場面はアポクリン汗腺が敏感になりますので、わきが臭が強くなる可能性があります。多汗症で汗をかくのは想定できない場面も多いため、心配な場合は体温を下げることもコツになります。

とくに汗をかく夏、外出中は日陰を歩いたり冷たい水を飲み体を冷やすとよいでしょう。また汗をかき始めたら首を冷たいタオルで冷やすと体温が下がる効果があります。

汗の出方を変えるのは意識してもできない場面が多いため、万が一のことを考えて着替えを持参しておくことも方法です。汗だくになっても大丈夫だと安心できる環境があれば、緊張性の汗を減らすことができますよ。わきがも多汗症も症状がひどい場合は病院で相談して治療を受けることも可能です。

まとめ

  • わきがと多汗症は根本的に汗がでるメカニズムは違う
  • 通気性や吸汗性の高い洋服を選ぼう
  • 制汗の有効成分が配合されているわきがクリームで対処しよう
  • 暑い日は冷たい水を飲むなど体温を下げる工夫をしよう

わきがも多汗症も汗をかく以上は完治させることは難しいですよね。しかし毎日のケアとしてわきがクリームなどの効果がある制汗剤を使用すると、汗の不安が減りわきがと多汗症の症状が軽減するかもしれません。

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